「自分を大切にしましょう」

よく聞く言葉ですが、「自分を大切にする」とは具体的にどういった事でしょうか。

これは「自分勝手に振る舞う事」と混同されたり、誤解をされやすい言葉の一つでもあります。

ただ「心地よい事」「楽な事」だけを選択する事だと思われる事も多いです。

ですが実際は、「自分勝手」とも「楽で心地よい事だけ」とも、全く異なります。

なぜなら、「自分を大切にする行動」は、

「未来のあなたが、今のあなたにお礼を言う行動」

だからです。

誰かに感謝される時…

あなたは、相手の事を考えて工夫したり、自分の時間や労力を使ったりしますよね？

自分に対しても、同じことが言えるのです。

自分勝手に振る舞う事と、比較してみると分かりやすいかもしれません。

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◆結果を顧みず、思うがままに、自分の好きなことだけをする(自分の欲求のみを叶える行動をする)。

◆結果も顧みないので、当然周囲がどんな風に巻き込まれていくかも気に留めていない。

◆気に留めたとしても、自分が一番大切なのだから…と結論付ける。

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このような状態が「自分勝手」に類するでしょう。

これは欲求は満たしても、あらゆる面で、「自分が自分にお礼を言いたくなる行動」とは、なんだか真逆な感じがしませんか？

先程の例で解説しますと…

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◆思うがままに自分の好きなことだけする…

→自分のための「取捨選択」が、果たして出来ているでしょうか。

◆どんな結果が来るか・どれだけ周囲を巻き込んでしまうか気に留めない…

→その結果を受け取るのは「自分」である事を、忘れてしまっています。

→周囲の賛同者を失い、自分の行く道を狭め、結果逆に活動しづらくなるでしょう。

◆「自分が一番大切だから」と、結論づけて振り返らない…

→同じ過ちを繰り返しても、原因を追求せず終わるので、なぜなのか理解する事が難しいですね。

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以上を読んで頂けると、とても「自分を大切にしている」とは、言い難い状態とお分かりいただけたのではないかと思います。

しかし、

「自分を大切にする行動」とは本来、「自分が生きやすくなるための行動を取る事」であり、あらゆる側面において、とても具体性があります。

自分を大切にするならば…

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◆人は満たしたい欲求が様々ありますが…

自分の今と未来にとって、より良い・許容出来る欲求を取捨選択する事が必要になります。

これはちょっぴり慣れないと、匙加減が難しい事かもしれませんね。

◆人として社会に生きる限り、人間関係は切っても切り離せませんが…

自分の思いも大切しながら、周囲との協調を考えていくことは、自分が活動しやすい環境を作ることです。

また、そのバランスを学んで行く事も考えていくことにもなるでしょう。

◆よりたくさんの素敵な経験をするためには…

肉体の健康を維持するために、食習慣・睡眠習慣・生活習慣を整える活動が必要になり…

思考習慣を整え、精神状態も安定を保つ活動をしていくことになります。

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「自分を大切にする行動」とは…

あなたが、あなた自身の力で、「心・身体・環境・人間関係に真摯に向き合い、整えていく行動をする事」です。

それは、きっとちょっぴり面倒で、慣れない人にとってはかなり大変な事でしょう。

ですが、棚からぼたもちって、なかなかないのです。

地道にコツコツと積み重ねていく事で、あなたはあなた自身に、素敵な未来をプレゼントする事ができるのです。

あなたを大切にしていきましょう。

あなたを大切にする選択をしていきましょう。

もちろんそれは、あなたのペースで良いのです。

それを続けた先…未来のあなたはきっと、今のあなたにこう言うはずです。

「あの時の自分、ありがとう♡」

あなたが自分自身を大切にする事で、「自分に感謝する毎日」を作る事ができるのです。

自分を大切にする行動…

何か一つずつからでも、選んでいけると良いですね♡

お読みいただきありがとうございました♡

2022.08